当社の量産塗装ラインは、「ハコもの」づくりの後工程でとなる塗装を、量産性と品質の安定性を考慮し設計され、実現しております。
この塗装ラインで、タンク・フレーム・ボックス・カバーに代表される「ハコもの」の塗装はもちろん、そのほかの金属部品も効率よく塗装いたします。
ハンガー | 550基 |
対応可能ワーク | W1000×H1500×D1500 |
移動速度 | 最大2000mm/分 |
脱脂・化成処理 | リン酸鉄皮膜処理 |
対応塗装種類 | 溶剤焼付塗装・静電粉体塗装 |
乾燥炉温度 | 最大250℃ |
粉体塗装は一回の噴きつけでより多くの膜厚が形成でき(有機溶剤が一回あたり5~30μmの膜厚に対し、粉体だと一回で50~80μm)、そのしっかりとした膜厚からキズに強く、防錆効果も高いという特徴があります。
また、ハンマートンやレザートンのような模様付けも可能で美観的にも効果の高い塗装方法です。
さらには、触媒に有機溶剤を含まないため、大気汚染を軽減し、排水も汚染いたしません。
ただ、粉体塗料がエポキシやポリエステル系に限定される(ウレタンやアクシルシリコン、フッ素系の粉体塗料があればいいのですが)ため、耐候性にやや劣るようで、屋内設備や機器向けが主となります。
定速性に優れているインバータレシプロケータを採用し、高い量産性を誇りながら、その品質も安定しております。
また、塗装に関わる人手も最小限に抑えられ、塗装技術者はわずかなタッチアップ(手噴きによる補修)作業でキレイな塗装が完成できるようになっております。(形状によっては、タッチアップ不要なものもあります。)
あえて短所も語らせていただきますが、小ロットが非効率、ワークの大きさが限定される、などが挙げられます。
この短所は、もうひとつの塗装設備である「小ロット向け塗装ブース・準バッチ型乾燥装置」で対応しております。
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