村田機械製のVectrum3046βです。
平成12年9月に導入して今もなお、板金部門ではレーザー加工機に負けず劣らずバリバリの現役主力機となっています。
板材の最大加工範囲は2048ミリ×1219ミリ、厚さは鉄板で最大3.2ミリまで加工可能です。
タレットパンチプレスの良さは何といってもその対応工程の多さです。ルーバー(ヨロイド)、エンボス、バーリングといった成形加工から切削式のタップ機能も備えてますので、まさに機械の万能工といった感じです。
さらに、もう一つの魅力はコストパフォーマンスの高さにあります。
レーザー加工機のような複数のガスも使用しませんし、比較的省電力ですみます。さらには前述の通り、複数工程が人の手を介さずにできてしまうわけで、レーザー加工機がどれほど優秀でもタレットパンチプレスを手放すことはできません。
当社では、このレーザー加工機とタレットパンチプレスの2種類のブランク加工マシン双方のいいとこどりをして、お客様のご要求内容にあわせて使い分け、生産を行っております。
本機ではステンレス鋼板などの非鉄金属にも対応しており、加工実績もたくさんございます。
特に非鉄金属は表面処理をせずにご使用になられるお客様もいらっしゃいますが、本機は材料にキズのつきにくい樹脂ボールテーブルを採用しておりますので、タレパン独特の引っ張りキズはつきにくく、最小限の仕上げ処理でお客様に製品をご提供することが可能です。
当社は主に材料を2トン梱包で仕入れております。
本機は、材料自動供給・搬出装置が付加されておりますので、この2トン梱包を積載し、これを無人運転で連続加工することが可能です。
レーザー加工機とタレットパンチプレスの両方が夜間もバリバリ稼動している様はとても圧巻で、「眠らない工場」といった感じです。
レーザー加工機は、あくまでも溶断ですから、この写真のような開口部の多いカバーなどを加工すると、その熱影響で歪んでしまうことがよくあります。
タレットパンチプレスは熱は使いませんから、熱影響による歪みはございません。しかもこのような規則性のある連続河口は得意中の得意です。
これもタレパン加工のひとつの魅力といえます。
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