ドイツ・トルンプ社製のCo2レーザー加工機 TCL3030です。
平成19年2月に導入し、現在板金部門の主力機として活躍しております。
板材の最大加工範囲は3000ミリ×1500ミリ、厚さは鉄板で最大20ミリ、ステンレス鋼板で12ミリ、アルミ鋼板で8ミリまで加工可能です。このほか当社ではチタン鋼板の加工実績もございます。
また当社の本機には、オプションであるパイプ切断加工機能と、材料自動供給・搬出装置を付加いたしております。
この材料自動供給・搬出装置のおかげで、無人運転で連続最大10トン分の材料を加工が可能となっております。
これで、オペレータのついている日中は試作品や初物品などの加工を主に、夜間は量産品の加工という具合にスケジュール管理して合理的な生産に努めております。
パイプ切断加工機能についても、従来はマシニングセンターなどでの加工に限定されておりましたが、より自由度の高い加工が可能となりました。
本機導入まで当社では中出力のレーザー加工機を3台併用しフル回転させておりました。
この3台で行っていた加工を現在、生産量を落とさない状態で1台でほぼまかなえております。
だいぶ、目が肥えて慣れましたが、導入当初は加工能力の高さに目を丸くしました。
たしかに、世の中にはこれ以上の出力(加工能力)のレーザー加工機はございます。
しかし当社では、過去数年から現在に至るまでの使用材料のシェアと、機械のランニングコスト、他の保有設備との連携による生産能力の強化期待値を全て綿密に計算し、これが最良の選択と考え導入に至りました。
これが、当社がお客様に提供できるより良いサービスのひとつのカギになっているわけです。
TCL3030を導入するまで、主力機としていた澁谷工業製のSPL3525C通称「武蔵」です。さすが国産メーカーだけあって日本人になじみ易いオペレーションで使い勝手が実にいい!かゆいところに手が届く有能なマイスターといったイメージです。
TCL3030の活躍で陽の目があたる場が少なくなりましたが、まだまだ現役、押さえの切り札です。
こちらも12段のパレットチェンジャーがオプション装備されておりますので、夜間の連続運転が可能です。
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